名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 感想

コナン映画第１作目「時計じかけの摩天楼」

管理人のコナンはここから始まりました。漫画よりも入りはこちらが先。公開日は1997年４月19日

おう、、、、、最近のことのように感じるのだが、、、、、そんな前なのだな、、、、

一応感想でネタバレ含むのでネタバレが嫌な方は、お気をつけくださいませ。

とまああらすじはこんな感じ

管理人が感想を書いていて今思うのが登場人物少なっ！！！

これじゃ犯人がすぐ誰かわかっちゃうよね、今の人たちは・・・・

ただこのシンプルさがいいのです。今のコナンはキャラ多すぎです、もっと自分の作品に責任をもたなければいけないのです！！！←これ大事

あらすじのあとは連続爆破事件が立て続けにおこっていくわけですが、コナンが持ち前の推理力で次々と解決していきます

特に管理人的おすすめポイントは環状線(電車)に仕掛けられた爆弾を解除するまでのくだりです

東都環状線に爆弾が仕掛けられ、その爆弾は電車が時速６０ｋｍ以下で走行すると爆発するor日没までに解除できないと爆発する仕掛けになっているのですがこれを解決していく過程も面白いのですが、この爆破事件の解決の際に「キミがいれば」という曲が流れるのです

これが当時すごく気に入ってまして伊織さんという方が歌っているのですが、つい最近まで劇場版では登場しなくなっていたのです

それがなんとここ2年くらいの作品で復活を果たしまして、映画館で久々に聴いたときは、

うおおおおおおおお！！！！

ってなりました。分かる人いますかね

おっと、話がそれてしまいました

でこの連続爆破事件は誰が犯人なのか？

・・・・・・・・・

森谷帝二です

登場人物が少なすぎてこの人しかいないのよ

ただ、動機が不明でしょう？

あらすじの冒頭でも出てきた黒川邸、東都環状線には橋が架かっている箇所があるのですがその橋、あと別の邸宅も２つほど放火or爆破にあってしまっているのですが、これはすべて森谷帝二の設計なのです

犯人はこの人で確定なのですが、なぜ自分の設計した邸宅とか橋とか壊すのでしょう？

それは・・・・シンメトリーじゃないから！！！！！

「シンメトリー」というのは、建物が左右対称になっていることで、バランスのとれたデザインになっていることです

法的問題や、建築主の注文などによって、自分が意図しないものになってしまったものがあり建築家としてのプライドからその作品を抹殺したくなったから。らしいです

当時子供だった管理人はなにいってんだコイツと思ってました

ですが、現在だいぶ大人になった管理人はちょっとだけわかるような気もします。日常生活でなんかきれいに揃っていないと嫌だなとか思うことありませんか？

まあ思ったとしても「爆破しちゃえ」とはならないですが・・・・

そして、この森谷帝二まだ終わりません、爆破したい建物はまだ残っているのです

それが、冒頭のあらすじで蘭が新一と映画を観にいく約束をしていると言っていた場所

米花シティービル

そりゃ、ただでは終わりませんよ。しかも今までで一番大きい爆弾仕掛けてます

一応新一と森谷帝二にはこうなるまでに再開発計画を阻止されたという因縁があるからという伏線があるのですが・・・・この辺は詳しい説明は省きます

その後、米花シティービルに着いたコナンは蘭がいる映画館のロビー前まではたどり着きますが、ロビーのドアが爆発の影響で壊れてしまったため、コナンは中に入れなくなってしまいます

そこでコナンは新一の声で蘭に爆弾の解体を指示します。順調に解体していき、最後に赤と青の2本の導線が残ります。ですがこの2本の導線はコナンが手に入れた設計図には載っていないのです

お手上げ状態でコナン=新一は蘭に「好きな方を切れ」と指示します

そして爆発の時刻がせまり、蘭は「青の導線」を切って、爆発を阻止します

なんで青の導線を切ったのか蘭に理由を尋ねるところで、映画は終わります

色々ツッコみたいところはありますが、ちゃんとキレイに終わります

管理人が当時観たときはコナンかっけええ！！！　え、これ次はどうなっちゃうの？

という本当に純粋な気持ちで映画を観ていた記憶があります

今、改めて作品を見直すとおい、そこは・・・それでいいのか・・・とか色々考えてしまいますが、

これはこれでまた別の視点で作品を観れるようになった（大人になった)とポジティブに捉えることにしましょう

でなきゃ、管理人はもう映画とか観れないよ

作品の細かい箇所の解説だったりは省いてしまいましたが、その点も踏まえて是非観てみてください

コナンワールドというものを体験するのにはうってつけの作品だと思うので。ではまた！